精子は体温より低い方がいい
精子は陰嚢の中にある精巣で作られます。精子は幼い赤ちゃんやかなりのお年寄りの精巣でも作られます。
精巣は体温より少し低い温度で最もよく働くようにできており、精巣の温度を少し下げるために陰嚢が体の下にぶら下がっています。
精巣が精子を効率よく製造するために適した温度は体温より1〜2度低い34〜35度であるとされております。
陰嚢の温度が上がると精巣の働きを悪くしてしまい精子が作られなかったり、精子の数が減少したりします。
精子は熱にめっぽう弱い!!
低ければ低いほどいい訳ではない
逆に冷水浴や真冬の時期などで陰嚢の温度が下がりすぎたときには、陰嚢周囲の筋肉が収縮して精巣を体の中に引き上げて、精巣の温度が下がりすぎないよう無意識に調節されます。
日常生活での注意点は?
日常生活で精巣の温度を上げないようにするための注意事項です。
- お風呂やサウナに長時間入らない
- ブリーフやボクサーパンツよりも風通しのよいトランクスを履く
- 自転車に長時間乗らない
- 座りっぱなしでなく、適度に歩く
精子の温度を上がらないようにするために、日常からこのようなことに注意されてはどうでしょうか。