精液検査は男性が全員受ける検査ではありませんが,無精子症の頻度は100人に1人とされております.
皆さん,この数字をどう思われますか?意外と多いんだなと感じる方がたくさんいるのではないかと思います.もちろん無精子症であったとしても,近年の不妊治療技術の進歩によって子供を授かる方もいらっしゃいます.
無精子症と診断されても決して諦めてはいけません.
以上,まとめますと,精液検査は複数回行い,遠心分離をした上で無精子であれば「無精子症」と診断されます.無精子症の種類や治療法に関しましてはまた別項でお話したいと思います.